お渡ししたお薬の情報が、患者さまのkakariアプリ内「お薬手帳」に自動的に連携されるオプション機能です。
患者さまは受け取ったお薬情報を手入力したり、2次元コードを読み取ったりする必要がなく、アプリ上でスムーズに内容を確認できます。
■できること
薬局側は通常通りお薬を処方するだけで、患者さまはアプリで処方されたお薬情報を確認できます。患者さまは受け取ったお薬情報を自分で登録する必要はありません。
■導入いただくことのメリット
- 患者さま:登録忘れを防止し、手間なく確実に履歴を残せます。
- 薬局:「2次元コードの読み取りができないのですが…」など、お薬登録に関する問い合わせの減少が見込まれ、窓口業務の効率化につながります。
■仕組み(データ連携の概要)
本機能では kakariのサポートアプリが指定フォルダ(ホットフォルダ)を監視し、レセコンが格納したJAHISファイルのうち、対象患者のデータのみを選別してシステムへ連携します。
- レセコンがJAHISファイルを指定フォルダに格納
- kakariサポートアプリがフォルダを監視
- 対象患者のファイルをファイル名で判別して読込
- 患者アプリのお薬手帳へデータ連携
※kakariサポートアプリは Windows OSのみ対応です。
※設定自体が可能な場合も、設定方法の詳細は各レセコンメーカーにお問い合わせをお願いします。
※サポートアプリ上にレセコンメーカーがない場合は、お問合せください。
- お問い合わせ方法
kakari薬局システム画面右上の貴局名>お問い合わせ
■ご利用開始までの流れ
本機能は、初回のみ以下の操作が必要です。
- 患者さま:kakariアプリにてお薬手帳自動登録の「登録依頼」を行う。
- 薬局:患者さまからの「登録依頼」をkakari薬局システムで「承認」を行う。
■ご利用料金・お申込みについて
本機能はオプション機能です。
通常の「かかりつけプラン(月額14,800円/1店舗)」に加えて、月額2,000円/1店舗(税別)で利用いただけます。
利用をご希望の場合は、別途お申込手続きをお願いいたします。
お申込方法や詳細は、担当者またはサポート窓口までお問い合わせください。
- お問い合わせ方法
kakari薬局システム画面右上の貴局名>お問い合わせ
■ご導入前にご確認いただきたいこと
本機能では、APIなどでレセコンと直接接続は行わず、レセコンから JAHISファイル(.jhs)を所定フォルダへ自動出力いただき、kakari薬局サポートアプリが取り込みます。
そのため、以下の点が可能かレセコンメーカー様・ネットワークご担当者様へご確認ください。
| 確認事項 | 詳細 | 確認先 |
|---|---|---|
| ① JAHISファイルの自動出力可否 | ・調剤完了後などのタイミングで、JAHIS形式(.jhs)※のファイルを自動出力できるか、ご確認ください。 | レセコンメーカー |
| ② 出力タイミング |
・患者様にお薬をお渡ししたタイミングでの出力が理想です。 ・難しい場合は、調剤内容が確定した後、できるだけ近いタイミングで出力が可能かご確認ください。 ※本機能で自動登録されるのは、調剤の都度レセコンから出力される新しいお薬情報が基本です。 ・出力から3日(72時間)を超えたデータは登録されません ・過去の調剤分の再出力、まとめて出力は、レセコンの出力仕様によっては登録されない場合があります。(さかのぼり登録をお約束するものではありません。) 【レセコンメーカー様向け補足】 ファイル名先頭17桁のタイムスタンプが現在時刻から72時間以内のファイルのみ取り込み対象。 ファイルの更新日時(mtime)は参照しません。 また同一ファイル名のファイルは内容が変わっていても再取り込みされないため、処方訂正時は新しい日時のファイル名で再出力される必要があります。) |
レセコンメーカー |
| ③ 出力先(フォルダ) |
・サポートアプリをインストールした端末から、出力先フォルダにアクセスできるかご確認ください。 ・別端末の共有フォルダを指定する場合: ネットワーク認証が常時有効か(再起動後も自動で再接続されるか)、セキュリティソフトや社内ポリシーで制限されていないかをご確認ください。 |
店舗・本部(場合によりレセコンメーカー) |
|
④ 出力形式 (JAHIS仕様書準拠) |
・JAHIS電子版お薬手帳データフォーマット仕様書での出力に対応しているか 。 ご参考:https://www.jahis.jp/standard/id=88?contents_type=33 ・患者氏名に外字・異体字(﨑・髙・濵・邉 など)が含まれる場合、JAHISファイル出力時に次のどれになるかご確認ください (1) そのまま出力される(﨑→﨑)→問題ありません。 (2) 標準字体に変換される(﨑→崎)→利用可能です。ご利用開始後、kakari薬局システムに登録する患者様の氏名を変換後の表記(崎)で入力していただく必要があります。 (3) 代替文字に置換される(﨑→〓 等)→設定次第で利用できる場合があります。(要個別確認) ※kakariはファイル内の氏名と「患者アプリの氏名/カナ/薬局が登録するレセコン患者名」のいずれかの一致+生年月日・性別の一致で本人確認します。 異体字は同一視されないため、出力時に文字が変わる機種ではレセコン患者名を出力後の表記で登録してください。 |
レセコンメーカー |
| ⑤ファイル名の命名規則・患者IDの一致 |
・JAHIS仕様書の命名規則に準拠して出力されるかご確認ください。 【ファイル名の形式】 ・先頭17桁=出力日時(YYYYMMDDHHmmssSSS) ・末尾15桁=患者ID(右詰め・前0埋め) ・拡張子.jhs をあわせた計32桁です。 例: 202607031430451230000000S0012345.jhs(前半17桁=2026/7/3 14:30:45.123出力、後半15桁=患者ID「S0012345」を0埋めしたものです) ・レセコン画面上で確認できる「患者ID」が、JAHISファイル名末尾15桁の患者ID(先頭の0埋めを除いた部分)と一致するか、ご確認ください。 例: ファイル名末尾が 000000000012345 の場合、画面表示が「12345」「00012345」など桁数が違っていても、0埋めを除いた値が同じであれば問題ありません。 ※0埋めを除いても一致しない場合(画面に表示されない桁がある、画面の患者IDがファイル名とは別のIDになっている等)は、レセコンメーカー様に画面表示とファイル出力の患者IDの対応をご確認ください。 ・英字を含む場合は、大文字・小文字まで正確にご確認ください。(kakariへの登録は、ファイル名と大文字・小文字を含めて完全に一致している必要があります。) |
レセコンメーカー |
| ⑥kakari薬局サポートアプリ端末要件 |
・営業時間中、端末が常時起動しており、スリープ・スクリーンロックにならない設定にできるかご確認ください。(監視が停止すると、連携の遅延・漏れの原因になります。) ・常時インターネットに接続できるかご確認ください。 |
店舗・本部 |
|
⑦ネットワーク制限 (ホワイトリスト等) |
・ファイアウォール・プロキシ・セキュリティソフト等で外部通信を制限している環境(法人共通のネットワーク、レセコンメーカー管理のネットワーク等)では、kakari薬局システム/サポートアプリが利用する通信先の許可(ホワイトリスト登録)が必要です。 ・必要な通信先の一覧(通信要件リスト)は弊社よりご案内しますので、ネットワークご担当者様・レセコンメーカー様にご共有ください。 ※許可リスト登録済みでも、プロキシのHTTPS検査等により通信が阻害される場合があります。原則はネットワーク制限のない端末でのご利用を推奨します。 |
本部・ネットワーク管理者・レセコンメーカー |
| ⑧レセコン入替・変更時 | ・レセコンを変更された場合は、サポートアプリ・薬局システム側の設定(レセコンサービスの選択、フォルダパス等)の見直しが必要です。 | 店舗 |
※JAHIS形式とは、日本医療情報システム開発センター(JAHIS)が定めた、医療情報連携のための標準フォーマットで、お薬情報を他システムと安全・正確にやり取りするための形式です。
■操作マニュアルについて
本機能の設定方法や操作手順の詳細については、以下のマニュアルをご確認ください。